エネルギー消費量を部門別に見ると、産業部門が42.6%、民生部門が33.8%、運輸部門が23.6%という割合の消費量になっています。これは、産業・民生・運輸のシェアは1.8対1.4対1ということです。(2010年版エネルギー白書より。2008年度データ)
産業部門では、主に製造業が約9割を占めるので、約40%に近いエネルギー消費になります。民生部門は業務部門(20%)と家庭部門(14%)によって構成されています。そして、運輸部門では旅客部門(14%)と貨物部門(19%)で構成されています。
これは、石油・石炭・電力など全てのエネルギーを含みます。例えば電力だけに注目すると、この比率は異なるものになります。